パニック障害で仕事へ行けなくなっている人はどうしたらいいのか
パニック障害で仕事へ行けなくなって休養している人も多いです。仕事へ行けなくなってしまっている人は、人間関係も含めて身近に安心できる環境がない人たちではないでしょうか。
では、パニック障害で仕事へ行けなくなっている人はどうしたらいいのでしょうか。
この記事では、パニック障害で仕事へ行けなくなってしまっている人が仕事へ復帰できるようになる方法、どのように治療をしていけばいいのか、パニック障害でもお金を稼いで幸せになる方法をご紹介していきます。
パニック障害になる要因は人それぞれ
パニック障害を引き起こす原因は人それぞれです。このシチュエーションに当てはまったからパニック障害になるとかはありません。
たまたま自分のなかのストレスが限界に達して、ストレスの矛先が外部へ向いた瞬間に「奴」は牙をむくのです。
満員電車が良い事例なのですが、満員電車ってただでさえストレスがかかるじゃないですか。日本の満員電車率は「異常」ですけどね。仕事で人間関係に疲れて帰りの満員電車に揺られてたら、ストレスがかからないわけがないのです。
私の経験談も踏まえながら話すと、ストレスがピークに達した瞬間に「なんでオレこんなことしてんだろう」と、自分を責めた瞬間に発作は起こります。
不安障害の発症に心理的要因が関与していることも間違いありません。パニック障害では何の理由もなく突然パニック発作に襲われるのが典型的とされていますが、実はこれも、
- 過去に何らかのきっかけがあった
- 発症前1年間のストレスが多い
- 小児期に親との別離体験をもつ
などの心理的要因があるケースが多い、という報告もあります。
完璧主義の人ほどパニック障害にかかりやすいのは、こういった考え方に原因があると思っています。
とはいえ、完璧主義の私が言えたことじゃないのですけどw
いや、完璧主義の私だからこそ言えるのかもしれません。
ストレスがかかるのは仕方ない、どう捉えるか
ストレスがかかるのは仕方がないことですし、ストレスがかからないことなんて世の中のどこを探してもありません。
仲が良い人同士でもストレスが溜まるなんて、ザラにあることです。
根本的な解決策は「どう捉えるか」だと思います。
私の母親がそうなのですけど、ブログにも何回か登場していますよね。
優しさで包んでくれるのは、家族が危険な状況や安否が心配されるときだけです。
心配性すぎて、常に悲観的に物事を考えています。「放っておけば良いんじゃない?」と思うことや行動にもツッコミを入れまくります。
疲れてしまうような生き方をしている人です。
あなたの職場にも、タイプは違えどストレスがかかってしまうような人がたくさんいると思うのです。あなたの考え方を変えるか、捉え方を変えるか、環境を変えることが直近でできる方法です。
パニック障害になっても自分を責めない
パニック障害になった人のほとんどがやりがちなことですけど、
「なんで自分だけこんなことに…」
と考えやすいです。
あなた以外の人もパニック障害で悩んでいることをご存知でしょうか?
厚生労働省で行われた研究データによると、日本で不安障害を発症している人は生涯で発症する病気のうち9.2%もいます。
そのうち、パニック障害を発症するしている人は「0.8%」もいました。たかが0.8%と思うかもしれませんが、日本全体での数値です。
計算してみれば、どれだけ多くの人が不安になっているかが把握できるでしょう。
なにが言いたいかというと、あなたはひとりじゃないということです。
パニック障害で仕事に行けなくなっている人はどうしたらいいの?
パニック障害で無理して仕事に行こうとすると、かえって悪化します。
パニック発作でつらい人は、精神科を受診して薬を処方してもらってください。薬を飲んで心を落ち着かせましょう。
魔法の薬、そんなものはない
ここからが肝心なのですが
「飲んだらずっと落ち着く!以前の自分に元通り!」
なんて魔法みたいな薬や治療法はありません。
どうしても我慢できないときは、薬に頼ってもいいと思います。
私たちにとっては荒療治となりますが、慣れるまで繰り返すのがベターです。
1日で数をこなせばいいというわけではありません。
- 近場まで薬を持って散歩をしてみる
- 慣れてきたら薬なしで誰かに付き添ってもらって挑戦してみる
- 自力で挑戦してみる
の3段階がいいのかなって思います。
意識するのは「今日はここまでできた」という、1日ごとの成功体験を脳に刻み付けること、早く行動しようとしないことです。
いきなり全部克服できる人はまずいないので、ここが大切なのかなと思います。
助けてくれる人以外はまったく気にしなくていい
注意点として、比較していいのは「過去の自分だけ」です。
家族にも理解されないことが多い、理解してるつもりでもなにをすればいいか分からず「しょうがないなあ」と言われることも多いでしょう。
家族ですらそうなので、周囲の人からなにか言われても
全無視で大丈夫です。
周りに気を遣っていたら、治るものも治りません。
必要最低限の気遣いは必要ですけど、あなたがストレスになるような人への気遣いはむしろ要りません。
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以上を繰り返すことで、ようやくパニック発作が収まってくるようになります。
仕事はパニック発作が収まるまで休養するか、自分で仕事を作ってもいいでしょう。
パニック障害が仕事を見つける方法とは?
では、パニック障害でもできる仕事はあるのでしょうか。パニック障害だからこそ、できる仕事を見つけたいですよね。
手段として有効なことがあります。
- 友人のコネを使って職場を紹介してもらう
- クラウドソーシングを利用する
パニック障害になっている人の多くは、人間関係で悩んで苦しみ休日も仕事のことで悩んでいる人が多いです。
ここでお伝えしておきたいことは、仕事は必要なことだけど人生の選択肢のひとつでしかないってことです。
仕事だけに時間を使って、生涯を終えたくはないですよね。
そこで、友人のコネを使って職場を紹介してもらいましょう。
というか、使えるものは全部使いましょう。
友人のコネを利用して職場を紹介してもらう
あなたの症状に理解のある友人であれば、採用担当者に相談して掛けあってもらうこともできます。
すぐに仕事をしたいけど復帰するのに怖いという人は、友人に相談してみると良いでしょう。
あなたの体調を考慮して、人間関係が良い職場を教えてもらえる可能性が高まります。
安定した収入を得たい人は、友人に協力を呼びかけてみましょう。
クラウドソーシングを利用する
普及してきている新しい働き方として、クラウドソーシングがあります。
特定のスキルがあれば、自分で仕事をもらってお金を稼ぐことができます。
あまり人と接したくない、人間関係で極力緊張やストレスを減らしたい人に向いています。
クラウドソーシングを使えばパニック障害を気にすることなく、努力次第で収入を青天井にすることもできです。
仕事相手も自分で選ぶことができるので、なんらかの障害を抱えている人も人間関係で悩むことが減るでしょう。
パニック障害を抱えている人は、日本全国にいます。
働きたいと思っていても、外出が困難で仕事を見つけられない、仕事に就きたくても就けない人がいることも事実です。
新しい仕事に就くまでのお小遣い稼ぎ、休職前の仕事より稼ぎたいなどいろいろな気持ちがあるでしょう。
まずは気軽な気持ちで始めてみませんか?
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