ボクはパニックを乗り越えたい

パニック障害に特化したブログです。パニック障害に関するさまざまな情報を提供していきます。

パニック障害で汗をかいたときに落ち着く方法

こんにちは、こんばんは。

 

Masakiです。

 

パニック障害を抱えている人で、多汗症のような症状に悩んでいる人は少なくないと思います。

 

なにを隠そう、私もそのひとりです。

 

手汗をかいては「その手汗を見て余計に不安になる」という負のループに陥ったこともありました。

 

パニック障害の発症から2年ほど経ちましたが、落ち着く方法を見つけたのは最近なのです。

 

この記事では、パニック障害による汗をかいたときに落ち着く方法をご紹介していきます。

 

パニック障害でなぜ汗が出るの?

私もパニック障害になってから、やたら手汗をかくようになりました。どうやら、パニック障害の症状のひとつのようです。

 

先にお伝えさせていただきます。

 

「汗をかいたから発作がかならず起こる」

なんてことはありません。

 

パニック障害の症状として、発汗するように脳から指令が出ているだけで、手汗を見て「ヤバい!来る!」と頑張って意識してしまうと、発作が起きる可能性はあります。

 

そこで、発想を変えてみましょう。

「身体の代謝がすべて手に集まっている」と意識する練習をしてみてください。

 

以前の記事でも、私がほぼ毎日筋トレをしていることはお伝えしましたよね。

 

実は、筋トレをした後も発汗するのは「手から」が一番多いのです。

 

隠さずにいうと、記事を書いている現在も手汗をうっすらかいています。ただ、不思議なことに集中的に汗が出るのは「手」だけなのです。

 

パニック障害の「発汗」は本当に不思議なものだなあと感じています。

 

では、胸に違和感を覚えたり、大量の手汗を見てしまったりしたときの対処法をご紹介していきます。

パニック障害による汗を見たときの対処法

おもに私が実践している対処法ですが、大きく分けて3つあります。

 

  • いまの自分のデフォルトと考える
  • 汗をかいたから発作が起きるわけじゃないことを頭で理解する
  • 汗拭きタオルを持っておく

いまの自分のデフォルトと考える

最重要ポイントですが、いまの現状が「あなたのふつう(デフォルト)」だと受け入れるところから始めましょう。

 

パニック障害だから発汗している」のではなく「以前より手汗をかきやすくなっただけ」と発想を変えるのです。

 

これだけで少しは落ち着けるので、ぜひ試してみてください。

 

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汗をかいたから発作が起きるわけじゃないことを頭で理解する

汗をかくたびに発作が起きていたら、散歩ができないどころか、お風呂すら入れない身体になってしまいますよね。

 

思い返してほしいのですけど、汗をかいたときに「絶対に」発作は起きていますか?

 

おそらく、汗をかくたびに発作は起きていないと思うのです。

 

むしろ、パニック発作は汗に関係なく急にやってくるので、予期不安を感じているどころではないのです。

 

人によって個人差があるので断言はできませんが、予期不安だけのときは発作につながることはほとんどないと思います。

 

発作が起きるときは、頓服を飲んでいる時間すら与えてくれません。

 

逆にいえば、発作が起きたあとに薬を使って体調を戻していくイメージです。

 

つまり、汗をかいたから発作が起きるわけではないのです。

 

このことを知っておくだけでも、だいぶ楽になるかと思います。

 

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汗拭きタオルを持っておく

汗を見るたびに「気持ち的に」不安になってしまうのであれば、汗拭きタオルを持っておくといいでしょう。

 

汗を拭くときのポイントは、タオルを力一杯握りしめないことです。身体に余計な力を加えてしまうと、呼吸が浅くなってしまうことがあるからです。

 

汗を拭くときには、手汗をタオルに吸わせるくらいがちょうどいいでしょう。

手汗がすごい自分が「ふつう」だと理解しよう

パニック障害で手汗を大量にかいてしまうと、不安が襲ってきてしまうのはしょうがないことです。

 

「パニックが起きちゃう!」と身構えるのではなく「以前に比べて手汗をかきやすくなったんだな」と受け入れるだけでも、気持ちが楽になり手汗が少しずつ引いていきます。

 

焦る必要はないので少しずつ意識を変えていくと、汗をかいたときにパニック発作が起きることなく、落ち着いて対処できるようになっていくでしょう。

 

 

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