パニック障害は深呼吸が効くのか
こんにちは、こんばんは。
Masakiです。
「パニック障害は深呼吸をするといい」って聞いたことがある人も、多いのではないでしょうか。
たしかに深呼吸が効くときもありますが、深呼吸が必要なポイントって絞れる気がするのです。
では、どんな場面で深呼吸をすればいいのでしょうか。
この記事では、パニック障害に深呼吸は効くのか、深呼吸はどんな場面ですればいいのかをご紹介していきます。
パニック障害に深呼吸は効くのか
パニック障害に深呼吸は効くことがあります。
深呼吸はリラックス効果があるといわれていますよね。
では、深呼吸をした人が全員リラックスできているのでしょうか。
私の見解では、深呼吸について、つぎの2つが重要なのではないかと考えております。
- 深呼吸に集中しようとすると逆につらくなることがある
- 無理のない範囲での呼吸が有効
順番に説明していきますね。
深呼吸に集中しようとすると逆につらくなることがある
自分で意識して深呼吸をする分には、問題ない人がほとんどだと思います。
ペース配分を自分で決めて深呼吸ができるので、パニック障害でも少しはリラックス効果を得られるかもしれないからです。
では、ほかの人から「深呼吸してみてください」と言われたらどうでしょうか。
「深呼吸はどのくらいのペースですればいいの?」
「深呼吸のやり方は合っているの?」
など、さまざまな考えが頭をよぎり、深呼吸に集中できなくなる人が多いのではないでしょうか。
自分のペースでできない深呼吸は、リラックス効果が得られず逆効果になってしまうことがあるのです。
無理のない範囲での呼吸が有効
では、どんな呼吸法が大事なのかといいますと「腹式呼吸」です。
「腹式呼吸ってどうやればいいの?」と思ったあなた。
実は、意識しなくても腹式呼吸ができていることは、知っていたでしょうか。
ふだん「なにも意識せずにしている呼吸」が腹式呼吸なのです。
具体的にいうと「肩が上がらない呼吸」です。
試しに、肩をあげて胸を張って呼吸してみてください。
結構つらくないでしょうか、これが胸式呼吸です。
パニック発作が起きているときって、身体に無意識に力が入り、胸式呼吸になっているのです。
そのせいで、呼吸がしにくくなる→呼吸が早くなる、のループに陥ってしまうのだと考えています。
正直、発作が起きたらこんなこと考えている暇がないくらい、つらいのですけどね。
深呼吸が有効な場面とは
では、逆に深呼吸が有効な場面はどこなのでしょうか。
私なりに検証してみた結果、つぎの2つが有力なのではないかと感じました。
- 寝るとき
- 運動し終わったあと
順番に説明していきます。
寝るとき
寝るときって、ゆっくり呼吸しますよね。
寝るときこそ、深呼吸が有効だと感じています。
自分で呼吸をコントロールできる、数少ない時間帯だからです。
深呼吸を繰り返すことで、眠れる可能性が高くなっていきます。
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運動し終わったあと
運動し終わったあとって、ほどよく息が上がっていますよね。
息が上がってくると、呼吸が速くなります。
そんなときこそ、深呼吸を心がけてください。
とくにパニック障害を抱えている人が、ランニングやバービーをやったあとは、呼吸が上がりやすくなっているので、発作が起きていると勘違いしてしまうことがあります。
深呼吸を意識して繰り返せば、運動が終わったあとでも身体は落ち着いてくるので、ぜひお試しください。
深呼吸をするときに大切なのは、相手から指示されてやっている感覚ではなく、自分の意志と自分の感覚でやっている感覚です。
自分で意識して深呼吸を行うと、パニック障害にも少しは効くので、ぜひ意識しつつお試しください。
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