パニック障害に投薬療法は良いのか
今回はシビアな話題に触れていきます。
パニック障害に投薬療法が良いのかどうかです。
薬事法などは考慮しておらず、完全に個人的な意見です。
それでも見たい方のみ、読み進めていただければ幸いです。
パニック障害に投薬療法は良いの?
さっそく本題からいきましょう。
パニック障害に投薬療法は良いのかどうかですが、個人的には良いと思っています。
なぜなら、パニック発作を起こした直後は、身体がなににでも反応してパニックを起こしてしまうからです。
よって、社会生活に支障を出さないための一歩として、病院で薬をもらってもいいと考えています。
つらくて外に出れないときは投薬も必要
パニック発作を起こした直後は、発作が起きたら怖いって考えよりも、なにに対しても身体がパニック状態に陥ってしまうので、ひたすらつらいです。
私の事例ですが、発作を起こしたばかりのころは、下記のような状態が3ヶ月程度続きました。
- 車の運転席、後部座席、助手席もダメ
- 目的地についても車から降りられない
- 湯船に使っただけで驚くほどの不安感に襲われる
なので、つらくて外に出れないときは、病院を受診して抗不安薬を処方してもらったほうが良いと感じています。
急に止めると身体に良くない
まずは医師から説明を受けることになりますけど、急に止めると身体に良くないことを覚えておいてください。
長期服用している場合ですけど、急に止めると発作の症状が起き始めます。
常に発汗したり、胸のあたりに違和感を覚えたりします。
やめたいなら、意地でも服用しないとかではなく、徐々に服用するペースを延ばしていきましょう。
「気付いたら、飲んでなくても大丈夫になってた!」が良いですね。
パニック障害者の悩み
パニック発作が起きた頃は、周囲の配慮が一番必要な時期だと感じています。
周囲が投げやりに、面倒くさそうに対応したら、ほぼ間違いなく「パニック障害」への道を進んでしまうでしょう。
パニック発作が起きたときに、障害になるかどうかの境目って「安心感」が身の回りにあるかどうかだと思います。
言葉だけではなく、抱きしめるなどの行為です。
はっきり言って、自分だけでパニック発作や障害を治すのは不可能です。
自分だけで対処しきれない人たちが、薬に頼るしかない状況だといえるのではないでしょうか。
投薬を続けるとどうなるのか
では、パニック障害者が投薬を続けると、どうなってしまうのでしょうか。
大きく分けて、2つの傾向があります。
- 依存しやすくなる
- 残遺になることがある
依存しやすくなる
抗不安薬を毎日飲んでいると、依存しやすくなってしまう傾向があります。
というのも、薬を飲むことで安心感が生まれるからです。
不安な状況が一転してホッとしたときの感覚って、あなたも経験があると思うのですけど、薬によってその感覚を味わうことができるのです。
意識して向き合っていかないと、薬にどっぷりハマってしまうことになるので、注意も必要です。
残遺になることがある
パニック障害に残遺が起きると、発作を防ぐために薬を飲むという対処から、薬がないと落ち着かないようになってしまいます。
かくいう私も、いまはまだ薬を持ち歩いていないと、つらい状況です。
気長に過ごしていきましょう。
詳しくは医師と相談しながらになるが「言い聞かせ」が大事
パニック障害と向き合っていくには、自分に言い聞かせることが大事だと思っています。
まさに精神論なのですが、医師と普段どんなふうに過ごしているかを話し合いながら、どう対処していくのがいいか意見を求めましょう。
少し視野も狭くなりがちなので、医師の意見を聞くことで新しい発見があるかもしれません。
ほどよく自分に言い聞かせながら、ゆっくり過ごしていきましょう。