パニック発作が起きたときの対処法
こんにちは、こんばんは。
Masakiです。
パニック障害を持っている人は、パニック発作に悩まされています。
パニック発作は、いつ起こるか分からなく、発作が起きたら立っていられなくなるくらいの不安感に襲われて、過呼吸になりやすいです。
では、パニック発作が起きたときは、どのように対処すれば良いのでしょうか。
パニック発作が起きたときの対処法
パニック発作が起きたときに対処しようと思っても、はっきり言って自分だけでは難しいです。一気に貧血のような感覚に襲われるので、座っているのがやっとになります。
では、あなたにパニック発作が起きてしまったとき、付き添いの人がいたときは、どのような対処をしてもらえば良いのでしょうか。
発作が起きたときにできる対処法は、つぎの3つがメインです。
- ペーパーバック処置をする
- その場にしゃがみ込む
- 頓服薬を飲む
ペーパーバック処置をする
ペーパーバック処置は、過呼吸になったときに有効な処置です。
袋の大きさは問わないので、袋で口を覆い呼吸をする方法です。
ペーパーバック処置を行うと、自然と呼吸が深くゆっくりになっていきます。
付き添いの人が近くにいて薬がない状態なら、付き添いの人に安全な場所に連れて行ってもらい休みつつ、袋を持ってきてもらってください。
その場にしゃがみ込む
パニック発作が起きると100%焦ります。仕方がないことなので諦めてください。肝心なことは「焦る要素」を減らすことです。
その場にしゃがみ込めば、誰かしらが反応してくれるはずです。
反応してくれるのを待っている間に、しゃがみ込むことで余計な情報をシャットアウトすることができます。
シャットアウトができると、焦る要素が視界に入りづらくなり、少しずつ落ち着きを取り戻せるようになります。
電車の中であれば、席を譲ってくれるはずです。
注意点としては、自分のなかで「少しでも無理だ」と直感がしたら、時間をずらしたり、人が少ないときを見計らって行動するようにしてください。
無理して行動しても、身体に負荷がかかっていけないので自分のタイミングで動きましょう。
頓服薬を飲む
頓服薬に依存してはいけないという先生もいますが、適量であれば服用することを私は進めます。
「薬を飲まなくても、不安要素の多い場所で耐えたら」とてもすごいことだと思います。
OD(過剰服用)してはいけませんが、自分の身体と相談しつつ「薬を飲んだけど、ここまで行動できた」と考え方を変えることもできますよね。
自分を責めなくて済む手段を取りましょう。
発作が収まってきたときの行動が大事
ここから話を深掘りしていきます。
「パニック発作が起きたから、周りに迷惑をかけてしまった」
「自分はダメな人間なんだ」
と自分を責めてしまう人が多い印象を受けています。
発作が起きてしまった自分を責めるのではなく、発作が終わったあとの行動が大切なのではないかと感じています。
実は、私も昨日パニック発作を久しぶりに経験しました。
すっげー久々にパニック発作起きた。
— Masaki Sugano (@Macky_antier) November 2, 2019
だけど、きっかけはハッキリした。
自分にとって悲しいものや、誰かが身体的につらそうな経験をしているのを見たときに、発作が起きやすい。
感受性が豊かすぎるんだ。
「こんな夜更けにバナナかよ」の気管支切開後のシーンでした。
いままでは「発作イヤだなあ、なんで自分ばかりこんな目に…。死にたいなあ」くらいしか考えませんでした。
昨日の私は、なぜパニック発作が起きたのか、原因はなんなのかを分析してみました。
発作が起きても冷静に自己分析できて、肯定感下がらなくなったのは本当に成長したなって思う。
— Masaki Sugano (@Macky_antier) November 2, 2019
発作を起こした直後に、頭にピンポイントで原因を教え込むのはおすすめです。
余計な不安をなくすことができるので😌💡
重要なのは、パニック発作がどんな環境でどんな心理状況で起きたのかを、メモすることかもしれません。
発作が起きたときの状況をメモしておく
1日3行ポジティブ日記を書き始めてから、メモの力ってすげえなと痛感しています。
発作が終わったときも同じような感じで、箇条書きでも良いので文字に起こしてみるのです。
そうすると、自分の感情が文字として浮かび上がるので
「あ、自分はこういう場面に遭遇したり、こういう場面を目撃したりすると、発作の引き金になるのだな」
と徐々にわかるようになってくるのです。
どんなときに発作が起きやすいか絞れるようになってくる
大事なことなのですけど、パニック発作と予期不安は別ものだと捉えています。
パニック発作が起きた瞬間に、発作を経験した人は「常に最悪の事態を想定させられる頭脳」にさせられてしまうからです。
「もしここで発作が起きたら…」という堂々巡りを、年中無休で考えさせられてしまうのです。これが予期不安です。
私の経験だけで申し訳ないのですけど、予期不安からパニック発作が起こることはほとんどなく、パニック発作が突然やってきて苦しめられることのほうが多いです。
言い換えると、予期不安で収まっているうちは、パニック発作は起きないと意識してもらって良いかと思います。
少し脱線しましたが、発作が起きるたび、起きそうになるたびに状況を分析していくと、どんなときに発作が起きやすいのか絞れるようになってきます。
発作が起きやすいことにガッカリする人もいるかもしれません。
しかし、発作が起きにくい状況にいれば、パニック発作の回数は減っていくでしょう。
環境はあなたが選べるので、ぜひ参考にしていただければ嬉しいです。
今回の記事が少しでも気に入ったら、ぜひ読者登録をお願いいたします!