ボクはパニックを乗り越えたい

パニック障害に特化したブログです。パニック障害に関するさまざまな情報を提供していきます。

パニック障害持ちが過敏性腸症候群になった話

こんにちは、こんばんは。

 

Masakiです。

 

突然ですが、あなたは過敏性腸症候群でしょうか。

 

過敏性腸症候群とは、ストレスで腸がやられてしまうことです。

発症要因のひとつに、精神的なストレスがあります。

 

過敏性腸症候群になると、さまざまな不安が襲ってくるようになります。下痢もつらいのですが、便秘のほうがメンタルをえぐられます。

 

便秘になると

「いくら食べても通じがこない」

「お腹にいつも違和感があり、触るとしこりみたいなものがある」

「便座に座りっぱなしになるので、お尻に違和感が生まれる」

などの症状が悩みの種になります。

 

実は、パニック障害を持っている人の10~40%が、過敏性腸症候群を起こしやすいデータもあります。いつ便が出るかわからない不安が、パニック発作を誘導しているのでしょう。

 

パニック障害持ちのボクが、過敏性腸症候群にどのように対処しているか、ご紹介していきます。

 

身体のあらゆる場所が反応する

最初に断っておきますが下ネタではありません。身体中が敏感になるという意味では、間違っていません。ただ、反応してしまう場所に特徴があります。

 

例えば、胃腸が痛むと、脳が反応して頭痛が起きます。頭痛が起きると頭がふらふらして吐き気を催します。

 

  • 胃痛
  • 頭痛
  • 吐き気

が揃うと、身体が宙に浮いている感覚を味わえます(味わいたくはないことですけど)

 

過敏性腸症候群の原因はなに?

過敏性腸症候群にもいろいろな根源があるので、一概には断定ができません。しかし、パニック障害を持っている人はストレスからきている可能性が高いです。

ストレスから自律神経が乱れてしまい、身体のいたるところに不調が起きてしまうのです。

原因がわかっても簡単に行動できたら苦労はしない

パニック障害過敏性腸症候群を併発している人は、定期的に発症するたびに感じているはずです。

「原因は分かっているんだよ。ただ、断ること、失うことが怖い。このままいけばストレスになることも分かっているけど、切ることができない」

なにか行動に起こすときに、胃が締め付けられてパニック発作が起きそうな経験をしたことはないでしょうか。ズバリ、それがストレスの根源です。

 

ストレスの根源に根性論で立ち向かおうとしても、返り討ちにあって余計症状が悪化します。

逃げても「負けた」わけじゃない

よく誤解しやすい人がいるんですけど、「仕事を辞めた=自分には価値がない=負け」と思い込んでしまう人がいます。大きな間違いです。

 

つらい仕事がどうしても合わない人は辞めていいですし、むしろ合わない仕事を根性論で続けることほど、愚かなことはありません。あなたに合う仕事は、ほかにもたくさんあります。

高所恐怖症の人がスカイダイビングを仕事にしても、根性論だけで済む話じゃないですよね。下手したら、スカイダイビング中に恐怖のあまり意識を失ってしまうことだってあるかもしれません。元も子もないですよね。

 

つらい仕事から逃げても「負け」じゃありません。耐えるだけ耐えて、精神を病んでしまったほうが負け、だとボクは思います。そもそも、お金を稼ぐことって、人生の選択肢のひとつでしかないはずです。

 

あなたにとって「お金を稼ぐ」とは?

 

いつからか「お金を稼ぐこと」が人生の目的みたくなっていますよね。あなたの人生の目的は、毎日朝から晩まで働いて、家族と交流する時間を持たずに、お金を稼ぐことでしょうか。

 

仕事で稼ぐ稼がないは個人の選択であって、ほかの人が「月収100万円稼いだ」とか言ってても、あなたがすぐに稼げるわけではないのです。月収100万円稼ぐ裏側には、何年もの積み重ねがあります。ただ単に、作業を「積み重ねる速度」が人によって違うだけなのです。

 

お金を稼ぐことが目的になっていると仕事に追われて精神を病みやすい

意外と盲点かもしれませんが、仕事に追われすぎてる(時間的報酬に見合っていない)と、「自分の時間どこいった?」状態になり、精神を病みやすいです。

ボクの事例を簡単にお話ししておくと、パニック障害になって3年くらい経つんですけど、過敏性腸症候群になったのは、最近の話なんです。

自分がやりたくない作業、合っていない作業をすると、あからさまに体調不良が体に出ます。

 

パニック障害過敏性腸症候群を併発していると、どうしても他人からどう見られているかを気にしたときに「胃腸」が反応します。連動して、自律神経からパニック発作が誘発されていく感じです。

 

パニック障害過敏性腸症候群を併発したときの対処法

ボクの個人的見解ですのでサンプルは1件です。参考になるかは分かりませんが、こんな方法もあるんだなあくらいの感覚でご覧ください。

 

小手先のテクニックばかり使っても体調が良くならないことは、身を持って経験しているので、核心に迫る対処法をご紹介します。

 

胃腸が痛くなる根源を調べて、相談、提案、排除することです。

 

このブログをご覧いただいている人は、ほとんどの人が完璧主義者ではないでしょうか。完璧主義者ゆえに、すべてが終わってからでないと「相談」や「提案」ができないと思い込んでいる人が多いです。

 

相談や提案ができない時点で、あなたの身体にストレスを相当抱え込んでいると考えてください。言い換えれば、自分の実力以上の結果を出そうとして頑張りすぎです。

どんな仕事相手にも全力で取り組むのは良いことですけど、全力で取り組んだことがきっかけで身体をぶっ壊してはいけません。

ボクがどうこうというよりは、あなた自身が罪悪感と後悔に苛まれてしまうからです。

経験しないと分からないことですが、できればあなたにはつらさを経験して欲しくないのです。

 

つらければ同業者に相談してみる

シンプルな答えで大切なことなんですけど、つらければ同業者に相談してみましょう。

いまだったら、職場で話せる人がいなければ、SNSで同じ境遇の人と悩みを共有できます。

オンラインサロンに入ることもおすすめです。オンラインサロンのメリットは、アンチがいないので、自分の弱みや仕事の悩みをさらけ出しても、メンバーが受け入れてくれることです。

 

頼れる人には頼りまくる

いまの時代、頼れる人は本当に貴重な存在です。ストレスがなく仕事が充実しているように見える人は、人への頼り方が上手い人です。人にうまく悩みを聞いてもらい、ストレスを溜め込みません。

ボクは完璧主義者の人にこそ言いたいです。「人に甘えろ」と。

 

ストレスが減れば症状もなくなっていく

実体験ですが、ストレスが減れば症状も軽減していきます。ストレスが溜まれば症状はひどくなっていきます。

ボクが目指している場所は、「お金<ストレスフリー」です。

完全にストレスをなくすことはできません。しかし、どのような環境が、あなたにストレスを与えない環境かは、うっすらと気付いているのではないでしょうか。

 

ストレスを減らすことにより過敏性腸症候群がなくなっていき、お金が溜まることによってパニック発作も減っていくのではないかと考えています。(1日3食と適度な運動も前提となってきますが)

 

仕事を頑張るのではなく、病気を治すことに頑張るのではありません。

ストレスがかからない環境を作れるように努めていきましょう。

 

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